2007年9月1日土曜日

SEOにおいて回避するべき15の失敗

新興サイトや中小規模のサイトを運営する際によくある失敗をまとめた。
SEO初心者がよくやる失敗でもあり、SEOコンサルタントを雇おうと検討している際の判断基準としても役に立つだろう。
基本的な事ばかりだが、SEOは基本に忠実であるべきである。

1. SEOを始めるのを遅らせてはいけない。SEOはいつでもいいと思っているなら考え直すべき
2. ドメインをまたがって同じコンテンツを持ってはいけない。検索結果に複数ドメインでの同じコンテンツを表示させようとは思わないこと
3. URLをサーチエンジンに登録することに時間をかけてはいけない。クローラーベースのサーチエンジンにとって、すでにインデックスされたページからのリンクからクロールする方が早い
4. サーチエンジンがクロールできないページを作らない。完全フラッシュ、画像、AJAXのページ、robot.txtでのミス、セッションIDを持つURL、多すぎる要素を持つURL、クロールできないナビゲーションは作らないこと
5. あまりにも一般的なキーワードでSEOしない。小規模なら小規模なりにターゲットを絞ったキーワードでのSEOを行うこと
6. メタタグや画像altにキーワードを詰め込みすぎない。SPAM判定される可能性が高い
7. ページフッターなどに隠しテキストや薄い文字色でキーワードを詰め込まない。同じくSPAM判定される可能性が高い
8.すべてのページに同じワードをタイトル要素に入れない。常にユニークであるべきで、関連性こそ命。重複コンテンツとならないための第1歩でもある
9. www. ドメインcomとドメイン.comを同じURLと思わない。301リダイアレクトしなければサーチエンジンにとっては別アドレスとして認識されるため、重複するコンテンツとなる。www.ドメイ.com/index.htmlも同様である。被リンク効果も分散してしまう
10.ユーザビリティを無視しない。適切なサイト構造、ナビゲーション、リンクテキストはユーザにも、サーチエンジンにもプラスになる
11. バランスの悪い相互リンクはしない。目についた全てのサイトと相互リンクするのはよいアイデアではない。相互リンクはよいアイデアだが、リンクされる相手サイトと自サイトの関連性がより大切
12. 同じアンカーテキストでのリンクを要求しない。あまりにも不自然なリンク。リンクは自然に、バラエティを大切に
13. ブログコメントやSNSなどにリンクを貼りすぎない。SPAM判定される可能性が高い
14. 過剰にキーワード濃度にこだわらない。ターゲットキーワードまたは関連ワードををページタイトル、メタタグ、メタディスクリプション、コンテンツ内に詰め込みすぎないこと
15. Google Page Rankに過敏に反応しないこと。GoogleツールバーのPage Rankは数ヶ月遅れで、昔のような影響力を持たない。いまはクロールの頻度、深度を示す値であり、メインのインデックスに表示されているか、関連サイトになっているかによってランクが決まる
サイトの構造をよく考え、キーワードを選定し、関連性を大切に、ユーザのことを常に念頭に、よいコンテンツを作り、被リンクを受ける。やはり基本が大切だ。

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