2007年8月30日木曜日

人間グーグル・Googleの魅力(2)--歩くヤフー・Yahoo!との違い

1回目に「(1)--ググられる人」という記事を書かせていただきました。私が解釈する“人間グーグル”のイメージはご理解いただけたかと思います。今回のテーマは“歩くヤフー・Yahoo”との違いです。“人間グーグル”と“歩くヤフー”という二人のタイプの人間が知り合いだったら、あなたはどういうタイプと理解し、どのような接し方をするのでしょうか?


ネットレイティングスが2007年8月28日に発表した「2007年7月度のインターネット利用動向に関する結果」によると、GoogleとYahoo!JAPANの利用形態の違いがよくわかります。Googleは検索時間の比率が74%と大半を占めているのに対して、Yahoo!JAPANの場合は、オークションが総利用時間の26%がと4分の1を占めています。また総利用時間数の合計は、Googleが4億5843万分に対してYahoo!JAPANは86億3034万分と20倍前後の差をつけています。


Yahoo!辞書で「ヤフる」という単語を検索してみるとGoogleの「ググる」とニュアンスが違うようで、Googleは検索中心のイメージに対して、Yahooの場合は、オークションやコミュニティサイト等のYahoo!のサービスを利用することの意味を指しているようです。


これからの資料を元に“人間グーグル”と“歩くヤフー”を整理すると、


人間グーグル


・相手から相談や質問を受けた時に、付加価値を付けて情報を提供してあげる前向きな人

・“ググられる人”としての(検索)比率が高い。【(1)--ググられる人 参照】

・接する回数は多いが、接する時間は短いので表面的で長い付き合いを好まない。


・どちらかというと人に合わせる(カスタマイズ+マッシュアップ)タイプ。


歩くヤフー

・一人一人にコミュニケーションの環境を提供してあげる。

・長い時間でのコミュニケーションを好む。

・どちらかのというと自分の意見を主張(オリジナルコンテンツ)していくタイプ。


自分の思い通りにしたいのであれば人間グーグルに近づき、どちらかというとついていくタイプであれば歩くヤフーについていくというのが自然な姿なのかもしれません。


さて、皆さんは“人間グーグル”と“歩くヤフー”のどちらのタイプが好みでしょうか? 

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