2007年8月9日木曜日

Google、リアルタイムにインデックスを更新

米GoogleのMatt Cuttsは2007年8月7日、Googleのインデックス更新頻度を飛躍的に高め、ページ更新から数分後にはブログやニュースが検索可能になったことを明らかにした。


これはサーチエンジン情報館「Googleウェブ検索、リアルタイムに最新ニュースが検索可能に」にて紹介したとおりのもので、一部のニュースサイトやブログは更新数分後にはウェブ検索にヒットするようになったことを示す。Cutts氏は例えば 7時54分にポストされたブログ記事が8時44分にはすでにウェブ検索結果に表示されるケースを紹介している。日本でも同様で、例えば、asahi.comに掲載された「大統領選控える韓国、米と関係改善望む北朝鮮 利害一致」という記事(2007年08月08日12時11分)は同12時46分の時点ですでにGoogleウェブ検索にヒットする。URLの横には「32分前」と該当記事が32分前に更新・公開されたことを示す表示がある。

Googleに限らずかつてウェブ検索のインデックス更新は3~5週間程度の時間がかかることが当たり前だった。近年はブログ/フィード検索がRSSフィードやpingを利用してリアルタイムな検索を実現していたが、クローリング技術やスコアリングを即座に行うインフラが整えたことで、Googleはウェブ検索でのリアルタイムインデックスを可能にした。

0 件のコメント: