2007年8月7日火曜日

SEO初心者のための被リンク戦略

SEOコミュニティーにおいて、2007年のキーワードは間違いなくリンクベイトであろう。
理由は非常に単純で、著名なサーチエンジンにおいて、被リンクは重要なSEOファクターだからだ。
SEOの戦略としてどのように被リンクを獲得していくかについて考える際の参考に、リンクのパターンについての分析と被リンクの分析の際に問うべき質問項目を紹介しよう。


4つのリンクのパターンについて

リンクには、おおよそ4つのパターンしかなくその内2つがSEOにおいて重要視されるパターンである。
まずはリンクのパターンについて説明しよう。

1つ目は、なんの理由もないリンク。
優れたブログエンジンによって、誰もが簡単にウェブサイトを持てるようになった昨今、より気軽に、なんの理由もなくリンクをする、検索結果に出ていたx番目のサイトにリンクを貼ってみる。そんなリンクがこれ。

2つ目は、友達や親類、仕事仲間からのリンク
1つ目と非常に似ているが、こちらは見知った人達からのリンク。
リンクを貼ったサイトにはとくに興味がないが、とりあえず付き合いで貼っている、そんなリンクがこれ。

3つ目は、引用のリンク
記事を書く際の補強や、説明のために引用する際、リンクを貼るリンク。
引用の仕方に関わらず、また引用された側のサイトの権威にも関係なく、サーチエンジンはこれらのリンクを多くの場合、権威ウェブコンテンツとして判断する。

4つ目は、プロモーション・リンク
広告などのプロモーションではなく、本当にどんなことをしてでも共有したいリンク。
4つのパターンの中でもっとも数少ないパターンでもあるリンク。

ここまで書けばきっと想像がついただろう。3つ目と4つ目がSEOにおいて重要視されるリンクパターンだ。

リンクベイトとは、ほとんどの場合この3つ目を強化する手法である。
4つ目は優れたサービスや機能を提供し、かつ効果的なマーケティングによりおそらく、それでもおそらく、獲得できる種類のリンクである。

被リンクの分析に必要な6つの質問

被リンクは重要ではあるが、その数が重要なのではなく、質。
被リンク戦略を考える際、念頭に置いておくべき質問を紹介しよう。

どこからリンクがされているのか?
それらのリンクはページのどこに配置されているか?
それらのリンクはどのくらいの期間貼られているか?
だれがそのリンクを貼ったのか?
なぜそのリンクを貼られたのか?
どのサーチエンジンがそのリンクをカウントしているか?
これらの質問に答えることが出来れば、質のいい被リンク、SEOにおいて価値のあるリンクがどのくらいあるのか知ることになるだろう。

被リンクの数でしか、SEOできないのであれば、それはSEOとは言えない。
百万の被リンクがあっても、コンテンツがなければ成立しないからだ。

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